パソコンについて少し考える

作成した3D要素を元にして、材質のリアルな表現をして、日光や照明による影の計算まで行うレンダリング。

実際にやってみると、自分が作成した3D要素が「なんだか凄く役立ってる」という気がして嬉しいものです。

作成するパースは実際に役立っているはずだから、ここは素直に喜んでも良いんじゃないかと思います。

まあ今までの2D図面でも充分に約に立っている訳ですから、今さらそこで喜ぶのも変な気がしますけども。

出来上がった綺麗な画像を見ると、やっぱり図面などの難しい表現に比べると圧倒的に分かりやすいです。

だからより「役立ってる感」があるんじゃないかと思っています。

そんなレンダリング機能ですが、リアルな画像を作成してくれるだけあって、業務的に幾つかの問題点を抱えています。

・リアルを求めるほど時間がかかる

・低いスペックのパソコンでは無理

・後から角度の調整が出来ない

実際に仕事でレンダリングをやってみると、最初は余りにも時間がかかることに驚くはずです。

以前例として出した簡単なパースでさえ、10分以上待ってようやく完成という状態で、まあ時間がかかること。

しかも前回の場合、レンダリングが完了した後で、画像を保存しないままビューを動かしてしまいました。

そしてレンダリングのやり直し……

まあこれ自体は私の責任ですけど、こうして何度もレンダリングをやり直していると、1日なんてすぐに終わってしまいます。


■パソコンのスペックという問題

ただでさえ時間がかかるレンダリングですが、それをあまり性能の高くないパソコンで実行すると、かなり大変なことになります。

実際に遅いパソコンでレンダリングをしたことがある方なら、「かなり大変」という表現は、控えめだと感じるかも知れません。

もうやってられないくらいのレベル、とか思う方も、恐らくはいるんじゃないかと思います。

それくらいレンダリングには時間がかかるので、高スペックのパソコンでやらないと、もう圧倒的にに時間がかかる訳です。

少し前ですが、私も決して最新とは言えないパソコンでレンダリングをしたことがあります。

その時はもう自腹を切ってでも新しいパソコンが欲しいと思ったことを、今でもよく覚えています。

結局自腹は切りませんでしたけど、処理が遅いとそれくらいの気持ちになる、ということじゃないかと思います。

と、このように、Revit(レビット)でレンダリングをする際には、パソコン側にかなりの高いスペックを要求するんですね。

これはRevit(レビット)だけの話ではなく、大抵の3Dグラフィックソフトで言える話じゃないかな。

具体的には分かりませんが、複雑な計算を何度も繰り返す訳ですから、ある程度は仕方がないことじゃないかと思います。

■低スペックでも出来るけど

もちろん高いスペックを持たないパソコンであっても、インストールされるRevit(レビット)の中身は同じです。

当然機能は一緒ですから、レンダリングをすることは可能です。

でも実際にやってみると良く分かりますが、低スペックのパソコンでやると、実務レベルで「現実的ではない状態」になるはずです。

もう仕事として成り立たないくらいのレベルになる場合もあります。

だから、もしレンダリングが毎回必要になるような業務をするのなら、極力高いスペックのパソコンを用意することをお勧めします。

多少の金額を投資することで、作業時間を大きく短縮することが出来るのなら、最終的にはかなりのメリットがあるはず。

時間と投資金額を天秤にかけて検討してみる価値はあると、レンダリング経験者としてはそう思っています。

まあ今現在のパソコン事情を見てみると、ひと昔前の状況に比べれば格段に改善されてるとは思いますが。

高いスペックのパソコンが比較的安く購入出来るようになったり、基本的なパソコンのスペックが上がっていたり。

それを考えると、これから3DCADでレンダリングをやってみる、という方は恵まれているのかも知れません。

こういう部分は少しずつ改善していくものですから、今後もより高スペックのパソコンが出てくると思います。

常に最新のパソコンを使う必要はありませんが、時々は現状を見直しながら、出来るだけ効率良く仕事をしていきたいものです。

 

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