壁と壁芯をロックした結果

前回は実際にRevit(レビット)を使って、壁の中心線にあわせて壁芯をロックしてみました。

操作としては南京錠マークをクリックするだけで簡単でしたね。

ただ、南京錠マークをクリックするだけと書きましたけど、何も操作をしない状態ではマーク自体が表示されないので注意が必要です。

単純に壁芯を作成しただけでは、どの要素にあわせてロックするのかという表示がされません。

「位置合わせ」コマンドを利用して始めてロックが出来る、という流れがあるので、それだけはここで覚えておきましょう。

ここ、結構大事です。

ロックする操作自体は非常に簡単だけれど、ロック操作の前には位置合わせコマンドを使う必要がある、ということ。

これは作業効率としてどんなやり方が良いかを考える上で、結構大きなポイントになってくるはずです。

ならばロック機能を使うのか、それとも手動で壁芯を動かしていく方が良いのか、という話は後にして……

今回はひとまずロック処理した壁芯がどのような動きをするのか、実際にRevit(レビット)の画面で確認をしてみましょう。


■ロックされた状態で

前回は断面図上で、壁の中心にあわせて壁芯を位置合わせして、その後ロックの処理をしました。

これで断面図のこの壁に関しては、平面図で壁を移動しても完全に整合をとった状態になってくれるはずです。

これを実際に試してみると、まずは断面図がこんな状態になっていて……

 

断面図の壁移動前

 

ここで平面図ビューに画面を切り替えて、壁を500程事務所側に移動してみることにします。

 

平面図で壁移動中

 

平面図ビューでは、まだ壁と壁芯をロックしていない状態なので、壁芯などもまとめて移動処理をすることになります。

移動後はこんな感じ。

 

平面図で壁移動後

 

壁芯と壁が一緒に移動されないとか言う前に、こうした操作をすれば済むだけの話ではあるんです。

ただし、それを言ってしまうと、全てのビューで壁芯を含めた移動処理をする必要が出てきます。

そうした手間を省きたい、というのが今回の趣旨なので、平面図で移動処理をした際に断面図でどうなるかを調べたい。

 

■断面図はこんな状態

そんな意図があって断面図上で壁芯を壁に合わせてロックした訳ですけど、平面図上で移動した直後に断面図を見てみると……

 

断面図の結果

 

ちゃんと平面図の移動に合わせて断面図でも壁が移動されていて、その壁にロックされている壁芯も移動されています。

もちろん寸法も移動先の壁芯にあわせて移動されて、寸法も自動的に書き換えられていることが分かります。

なかなか良い状態ではないでしょうか。

少なくとも壁芯だけが取り残される状態にはならなくなる、というあたりがロックをする前とは違いますね。

この結果を見る限りは、きちんと壁と壁芯をロック処理した効果があったと言えるのではないでしょうか。

ということで、これが平面図と断面図をきちんと連動させる為のもうひとつの方法です。

少し手間はかかるけれども、その分だけ確実に連動してくれる、という部分が大きな特徴ですね。

 

このページの先頭へ