Revit(レビット)LTについて

Revit(レビット)は確かに魅力的なBIM(ビム)ツールだとは思いますが、値段が少々高いのがネックです。

昔はオートキャド(AutoCAD)とのセットという製品があって、オートキャド(AutoCAD)単品とそれほど値段が変わらなかった。

だから、オートキャド(AutoCAD)を買うのなら、ついでにRevit(レビット)付きの商品を買うか……

と思う人が確実にいたと思います。

昔どこかのセミナーに参加した時に「Revit(レビット)を使ったことがある方~」みたいな質問がありました。

その際の答えたには「オートキャド(AutoCAD)のおまけでついて来るからインストールだけはしてますけど」という回答が。

いや、Revit(レビット)は確かにオートキャド(AutoCAD)とセットだったけども。

少なくともオマケではない。

と、会場の半分くらいがそう突っ込んだんじゃないかと思います。

しかし今のRevit(レビット)は、色々なソフトとセットになって100万円くらいのものしか選択肢がない。

これではちょっと手が出ない方も多いと思います。

確かにBIM(ビム)の概念というのは、1つのソフトで完結するのではなく、各種ソフトで連携していくのが理想です。

だから、色々なソフトが複合的に入っているスイート製本にも、しっかりした意味があるんです。

ただ、繰り返しますけど、ここではRevit(レビット)の価格が大きなネックになってくると思います。


■Autodeskの答え

 

価格が高いというデメリットを持っているRevit(レビット)。

しかしそうしたデメリット解消する為に発売されたのが、今回紹介するRevit(レビット)LTということになります。

これはかなり素晴らしいことです。

Revit(レビット)がBIM(ビム)ソフトとして普及するかどうか、みたいなことを今まで何度か書いてきました。

せっかく覚えたCADが、シェア争いに敗れてしまい、廃れていくのを見るのは悲しいことです。

だからこそ、ライバルとの戦いに勝ちそうな、少なくとも負けそうもないCADを選ぶのは結構重要なことなんです。

と、ちょっと大げさなことを書きましたが……

CADの乗り換えは精神的にもキツイことが多いので、出来ればずっとRevit(レビット)を使っていきたいものです。

その為には、建築関連で設計をしている会社の大半がRevit(レビット)を使っている、という状態になるのがベスト。

そうなればデータ変換の問題もなくなるので、仕事がかなりスムーズになるはずです。

もちろんその為には、Revit(レビット)が皆から選ばれるくらいの性能を持っている必要があります。

そうなる為には、Revit(レビット)側もさらに機能を高めていく必要がある、と私は思っています。

だけど、ネックだった価格の高さについては、Autodesk側がLT版という答えを出してきました。

 

■出来ない機能のバランス

お求めやすい価格でRevit(レビット)を提供、というのがLT版の基本的な方針です。

しかし単純に低価格になっただけでは、通常のRevit(レビット)を買う人がいなくなってしまいます。

だから当然ですが通常版との差別化は必要で、その為にLT版では幾つかの機能が使えなくなっています。

ただ、あまりにも機能を制限しすぎると、実務で使うことが出来ない状態になってしまいます。

いくら低価格のLT版とは言え、それでも20万円を超すソフトでそんな状態では、それこそ誰も買いません。

逆に機能制限が少なすぎると、確かにLT版としては皆が喜ぶようなスペックになって、きっとたくさん売れるでしょう。

そしてその分だけ、通常版ユーザーから不満が出てしまい、通常版が逆に売れなくなるはずです。

この辺のバランスは非常に難しいですよね。

 

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