設計図で不具合がある場合

建物を建てる際のベースとなる設計図が、どんな流れで少しずつ不整合になっていくのか。

前回はそんなテーマを取り上げてみました。

なんだか「自分が図面に関わっていく中で、どんな上手く行かない要素があるのか」みたいな話になってしまいましたが……

これは私自身の話ではなく、あくまでもごく一般的な話であって、私の失敗を書いている訳ではありませんよ。

まあそういう失敗も、実際の仕事をしていれば、当然ありますけども。

設計図が不整合になると、その設計図を見る人が皆苦労することになるので、極力そうした状態は避けたいところです。

しかしながら、時間が限らてている中で様々な業務をこなしていくと、多かれ少なかれ不整合が出てしまいがち。

これは言い訳でもなんでもなく、今現在の業務形態だと現実的にそうなる可能性が高い、という話です。

その改善策の為にRevit(レビット)がどのような役割を果たすのか、という話はもう少し後にするつもりです。

まずはそうした話をするよりも先に、あまり整合がとれていない設計図がベースになると、実際どんなことになるのか。

このあたりについて考えてみましょう。

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設計図の種類と整合性と

建物を1棟建てる為には、様々な業種でたくさんの図面が必要になる為、最終的な図面の枚数は膨大な数になります。

ただし、いくら膨大な枚数の図面とは言っても、それはただ1棟の建物のどこかを表現した図面なんです。

それがどの部分なのかとか、どんな目的の図面なのかなどは、図面によって様々だけれど、表現している建物は一緒。

だから、数多くあるそれらの図面全てが、食い違いのない情報を記載している必要がある訳です。

というような話を前回はしてきましたが、何となくでも良いのでイメージは掴めたでしょうか。

こうした「図面の整合性」を守るというのは、建築図面の最も基本的な話であり、図面に携わる方の大きな業務のひとつとなります。

これがまた、意外に難しいことでもあるんですけど……

建築系の図面を描くか、もしくはチェックをする仕事をしている方であれば、この難しさについてはよく知っているかと思います。

様々な種類の図面を、お互いに整合を取りながらまとめていくことが、どれだけ難しいことかを。

まあ難しい業務だからこそ、それを専門で作業するプロが必要とされる訳ですから、難しくて良いんですけどね。

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図面の存在意義と整合性

このカテゴリでは、Revit(レビット)の大きな武器のひとつである「図面の整合性」というテーマで色々と書いてみたいと思います。

非常に大きな可能性を感じさせてくれる、この「別の図面がそれぞれ連動して整合を取ることが出来る」という機能。

この機能が当たり前になった時には、CADというソフトはまた1段ステップアップするんじゃなかろうか……

と、そんな気がしています。

まあこれはBIM(ビム)の概念というよりも、もっと単純に3DCADの大きなメリットというだけの話かも知れませんが。

しかし、使い方をしっかりと押さえておけば、これは非常に有効な機能として設計者を手助けしてくれるはず。

建築に携わる一人のプロとして、私はこの「図面の整合性」という機能にそんなイメージを持っています。

もちろんというべきか、大きなメリットの影で、まだまだ不便に感じる問題点もあります。

しかし問題点があるのなら、それを解決していくことで、少しずつ便利になっていくことは間違いありません。

何も問題点がないけど使いにくいとか、そういうどこにも向かっていない状況に比べれば健全な状態じゃないかと思います。

そのあたりの課題を含めて、現状がどうなっているか、今後どうなっていくかなども書いていければいいかな。

まずはそうした機能の前に、なぜ図面の整合性が必要になってくるのか、という「そもそも」的な部分を考えてみましょう。

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