このカテゴリで書きたいこと
このカテゴリでは、BIM(ビム)を実際に活用する上でどのような問題点や課題があるのかについて、私の考えを色々書いていきます。
現状どんな課題があって、それを解決する為にはどんな要因を取り除いていけば良いのか。
問題点ばかり書いて解決の可能性を書かないのはフェアではないので、そのあたりも分かる範囲で書いていくつもりです。
そうした要因を少しずつ解決していけば、BIM(ビム)の考え方がもっと一般的になっていくんじゃないか。
Revit(レビット)の1ユーザーとしては、そうして少しずつBIMが一般的になっていくことを期待しています。
まあ現状を考えると、解決が結構難しそうな問題点もありますけど……
でも、そういう問題も皆がBIMを実行していく内に、少しずつなくなっていくものなんですよね。
これを書いた時から3年くらい経った時に、このカテゴリの記事を読み返したら、もう解決していることばかり書いてある。
そんな状態になることを期待しています。
■Revitの問題点との違い
実は前のカテゴリでも今回と同じような感じで、BIM(ビム)の概要を説明して、どんな問題点があるのかを書いていました。
今回と同じように、問題点を色々と挙げていき、解決にはどんなことが必要なのかも挙げていくつもりで。
でも、どうも途中から少し話が逸れてしまったような感じで、結局最後まで話を元に戻すことが出来ませんでした。
テーマにそって分かりやすく文章を書いていくのは、本当に難しいことだと思います。
これでも、まずはどんなことを書いていこうかとか、そのあたりは大まかに考えてから書き始めたんですけど……
大きな視点でBIM(ビム)の問題点というよりも、他のCADへの書き出しの設定などの細かい話がメインになってしまいました。
もちろんそれはそれで、決して無駄な話ではなくて、技術的な細かい話は必要だとは思っています。
でも、やっぱり話の順番も少しはありますよね。
最初からそんなに細かい部分をどんどん書いても、あまり意味がないような気がします。
なので、このカテゴリでは仕切りなおしということで、今度こそBIMの問題点などを色々と書いていきたいと思います。
■なぜ脱線が多いのか
これから書く話はかなり個人的な話ですが……
私は実際の業務でRevit(レビット)を使っていて、出来ることと出来ないことの間で苦しんだりしています。
まあどんな業務であっても、誰でも簡単に出来ることはあまり面白くないですから、苦しむこと自体は良いことだとは思っています。
今実現できないことが、ソフトの仕様で出来ないのか、単純に自分のスキルが足りなくて出来ないのか。
それによって対応が全然違ってくる訳ですけど、何度も試行錯誤しないとそれがどっちなのか分からない時も多い。
オートキャド(AutoCAD)もなかなか難しいCADですけど、Revit(レビット)も手強いですね。
そういう経験をしているから、Revit(レビット)が持っているCADとしての問題点はよく知っているつもりです。
身に染みて分かっている、という感じですね、まさに。
だからこそ、そうした技術的な問題点について書き始めると、なかなか勢いが止まらないんですよね。
単なる文句みたいな感じにはならないように気をつけながら「こんな問題があります」と色々書いていく訳です。
そうして、話がどんどん細かい内容になってしまい、大きな話が全然進まなくなってしまうんです。
そうした細かい技術的な話も、いずれ整理しながらじっくりと書いていこうとは思っています。
でも、それよりも先に書くことはたくさんあるはず。
ということで、このカテゴリでは脱線に気をつけつつ、BIM(ビム)の問題点について色々と書いていきたいと思います。
この話自体がすでに脱線気味ですが、次回からは真面目な話です。